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忘れちゃうから

趣味の記録 主に本、映画、舞台、美術、手芸(はんぶん日記)

思いわずらうことなく愉しく生きよ 江國香織

やっぱし江國香織すきだー。 エッセイみたいな題名だけど小説。通勤電車で読んでると病んでるOLみたいに思われそうな題名。笑 題名の家訓を持つ三姉妹のお話。 麻子と治子と育子。 みんなそれぞれキャラクターが異なっていて楽しい。 自身も三姉妹だからって…

初恋温泉 吉田修一

温泉にまつわる短編集。 まず表題の初恋温泉。 自分が一番幸福な時間を見せたい相手にその時言ってもらいたいことってなんだろう。 重田が彩子を好きっていうか、、と言ったことに続けて話したこの表現が心に残った。 頑張ったね、とかはしっくりこないって…

静かな爆弾 吉田修一

耳が聴こえない響子と出会ったテレビマンの俊平の話。 障害を乗り越えて恋に落ちるありがちな感じかと思ったら、そういう訳でもなかった。よかった。 優しい人がすきっていう前提が自分の中で当たり前のようにあるんだけど、優しいってどういうことなんだろ…

日曜日たち 吉田修一

日曜日たち。 題名がわたしの状況にびったり。一応つながりのある短編集。 一つづつ感想。 *日曜日のエレベーター 池袋で一人暮らしを始めた男の人が出てきて、知人が頭によぎる。 恋人とか友達の定義ってなんだろうね。 男女で仲良くて、でもきすとかしち…

その女、アレックス ピエールルメートル

一晩で一気読み。ニヒルな刑事に笑った。残虐な表現が多くて、苦手な人は苦手かもしれない。ねずみのとこ無理すぎた。最初はアレックスに同情する気持ちで読んでいたけど、途中からあれ?っとなり、最後は結局またアレックスの味方的視点に。やりすぎだとは…

オン・ハッピネス 田中康夫

二人の少女。対照的な二人。産まれ、育ちは単なる要素でしかない。その時どう行動するかが全て。展開はありきたりだけど、面白かった。社会人生活始まってしまった!無理はしたくないけど、その時できることを堅実にやっていこう。

秘密のスイーツ 林真理子

とってもよかった。林真理子の作品が苦手な人にも。理沙はほんとうに自己中心的な小学生。だったんだけど、戦時中でチョコも食べられない雪子との関わりの中で、優しさを身につけていく。いつもばくばく食べていたチョコも、雪子にとってはとても嬉しくて大…

満ちたりぬ月 林真理子

高校生で、林真理子の作品を初めて読んだ時は全然惹かれなかったのに。いつの間に好きになってる。これこそだなあ。働く女と家庭にいる女。どっちも自分が選んだ道なのに、無い物ねだり。かと言って、羨ましいものを手に入れようとするでもなく、ずっとその…

何者 朝井リョウ

よく後味悪いと言われているけど、そうでもないじゃんって思いながら読んでいたけど、やっぱり苦々しかった。朝井リョウには時代感がある。SNSでの頑張ってるアピール、他人と違う自分アピールをする者、裏垢に好き勝手書く者、それをメールアドレスの検索で…

こうばしい日々 江國香織

カフェにあったからまったりと。こうばしい日々と綿菓子の二本立て。こうばしい日々は、ダイと自分の友達を重ねた。無垢であたまがよくて可愛い子供。この子はよく小説を読んでいて頭に浮かぶ子だ。綿菓子のおばあちゃんの台詞が心に染みる。誰かをほんとに…

真昼なのに昏い部屋 江國香織

わたしは転落したのかしら。でも、どこから?帯の言説。美弥子さんは決して転落などしていないと思う。ジョーンズさんと出逢ったことで新しい自分に気付けた。活力が湧いた。いいことばっかり。不倫はいけないこと?確かに自分のパートナーは傷つく。じゃあ…

high life high style 田中康夫

田中康夫にはまって、図書館で検索しては機密図書部屋から持ってきてもらう日々。ふるーいのに、まだなんか新しい部分はあって面白い。イタリアンの気軽さとフレンチの敷居の高さの違いの話とか。カードに関しても。すごい自慢げに話すから嫌われられがちだ…

世界の美しいボタン

うきうき。うきうき。図書館で、卒論の参考図書探してたら見つけちゃったー。自分が想像してたボタンより、世界のボタンは幅広くあるんだなあ。いろんなボタンつかっていろんなもの作りたい。ボタン自体もつくりたい。あー。早く卒論やろ。

ドミノ 恩田陸

恩田陸、すき。なのに、なぜか読んでなかった作品。たぶん、江國香織とか吉本ばななとかふあっとしたのにはまってたがゆえだと思われる。恩田陸は作品によって雰囲気が全然違う。だから、一つ読んで苦手だったとしても他のも読んで欲しいと思う(←誰)。わた…

グラスホッパー

伊坂幸太郎の原作は既読。昨日(公開日)に観に行ったら女の子がたくさんいて、ポスターの前で写真とか撮ってて何事?!と思った。生田斗真と山田涼介が出演してるからだと周囲の女の子たちの会話からわかった。有楽町で観たから、初回の前に試写会してたみ…

なんとなく、クリスタル 田中康夫

遡る形で読んだ。33年後のなんとなく、クリスタルの方で言及した素敵な空気感っていうのは、クリスタルなアトモスフィアだったのだなあ。由利と淳一の関係性にとても共感した。同棲ではなく、共棲であると思えばわたしにもできそう。そういえばこの間、KOSE…

33年後のなんとなく、クリスタル 田中康夫

空気感が魅力的。よく考えると、物凄く上からな感じもするのに。脚註なしでも全てが繋がる文脈で生きている人ならもっと面白いんだろうなあ。でもこの人たちの会話についていこう、ついていこうとする感じも楽しい。ヤスオが由利の気持ちを推し量ってあたふ…

日本ビール検定公式テキスト

ブックオフに本を売りに行ったついでに700円で購入。割と高い。売りに行った本の総額より使う額の方が大きくなるあるある。実はわたしはそこまでお酒が強いわけではない。ただ、さいきんはまっている。ワインとかはチーズがすきだから元々すきってのはあった…

広き迷路 三浦綾子

女って馬鹿なのだな、男ってクズなのだな、と思わされる作品。あくまでもここに出てくる人がなんだろうけど。 口が上手な加奈彦。そんな男を信じる冬美と登美子。疑わないで信じて居られる人でありたいと思っていたけど、盲信するのは違うのだなあ。瑛子が一…

塩狩峠 三浦綾子

信夫の幼少期からの精神的成長を描いた物語。時代背景とかは違うんだけど、ところどころ信夫の考え方に共感しながら読み進めた。最近友人になったばかりの子にすすめられてよんだんだけど、一番のお気に入りの本を教えてもらって読むのって、その人の価値観…

噂の女 奥田英朗

10の短編からなる物語。全部、◯◯の女って題名。 でも、噂になる女は、糸井美幸ただ一人。時系列順に書かれてる短編集だから追いやすい。最初は男性目線の話も多くて、女に嫌われる悪女なんだけど、だんだん同性の支持も得ていく美幸がかっこいい。短編の中で…

アオハライド

漫画完結。本当に好き。変にいじわるな恋敵とか出したり別れとかの危機出したりして引っ張られるより、このタイミングで終わらせるの丁度いい。最終巻まで、ずっと境遇から何からまで吉岡に共感出来すぎて辛かった。あんなに勇気ある子になれてないけど。ヒ…

つめたいよるに 江國香織

短編集。怪談ちっくな不思議な話が中心なのかな?と最初は思ったけど、そういう訳でもないみたい。 すごく一話一話が短くて待ち合わせとか電車とかで読むのに適した本だった。その中で、好きな話3選。「さくらんぼパイ」離婚した夫婦。あきれつつも静枝のこ…

花のズボラ飯 水沢悦子

あんまり絵が好みではないからね、そういうのはふだんはよまないんだけどね。 これは特別。 すっごくくだらないけどおもしろいよって言ってたことを思い出して手に取った。 確かに。そしてとってもゆったりな時間が流れてて癒される。 テストが終わって、す…

キネマの神様 原田マハ

原田マハは結構すきな作家さんの一人。(まだ読んでいない作品も結構あるから、これから読むのも楽しみ) 特に、#9(ナンバーナイン)はわたしの好きな小説ベスト5に入るぐらいツボな作品。 そんなこともあって、書店では原田マハの棚から読みたい本を探し…