忘れちゃうから

趣味の記録 主に本、映画、舞台、美術、手芸(はんぶん日記)

冷静と情熱のあいだ

竹野内豊とか椎名桔平とか篠原涼子の若い頃が観れて新鮮だった。登場人物が皆グローバルで、この頃にしては珍しいというか新鮮だったのかなあなんて思った。 原作は辻仁成と江國香織の共著。江國香織だいすきだけど、この作品は私のだいすきな雰囲気とはちょ…

抱擁、あるいはライスには塩を 上下 江國香織

柳島家の三世代に渡る物語。登場人物が多いのと、年代が時系列ごとじゃないから最初はごっちゃになるかもしれない。けれども、読み進めてるとそれぞれの人物のキャラクターが際立ってきて、自然と整理されていくから、問題なかった。 周囲から見ると特異な境…

プーさんと大人になった僕

どういう層の人が観に行く映画なのかいまいちよくわからないまま、観たいという気持ちに従い、鑑賞。映画前の予告のラインナップの感じでは若めな印象だったけど、大人向けの映画な感じがした。特に仕事に疲れた大人。笑 プーさんたちのシュールさにいかに慣…

ためらいもイエス 山崎マキコ

厳格な母親の下、育った娘の気持ちは結構わかるなあと思った。 私の方が幾分か早くその悩みにぶち当たり、、抜け出せたけれど。ちょっとラストの方は違うよすぎやろ感あるけど小説だからしゃあなしなのかな。夢物語。 読んでいて、誰かをどうにかしたいとい…

高台家の人々

心が読めてしまう高台家の三兄弟の1番上の兄が、ユーモア溢れる妄想で頭の名をいっぱいにしている変な女の人と恋に落ちる話。 少女漫画感溢れる作品かと思いきや意外に重めな部分までテーマが及んだ。 恋愛して両思いになると、そうなったらなったでなんでこ…

京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ 円居挽

京都の大学生がいろんな謎に出会って、解けなくて悩むと謎をお題としてお酒を出してくれるバーにたどり着く話。 オムニバス形式で、軽めでとんとん読める◎ 彼氏が関西人で京都の大学通ってたからってちょっと気になって読み始めた(。・ω・。)影響受けやすすぎて…

溺れるナイフ

小松菜奈ちゃんと菅田将暉くんみたさにNetflixにて視聴(*'へ'*) 2人が終始綺麗。ストーリーはひと昔前の携帯小説みたいな感じだったけど、、 この2人はお互いを支え合ってるのか、傷つけあってるのか分からないな。依存しあってるのかな。 どちらか一方で…

チョコレートコンフュージョン

ラブコメで少女漫画チックなお話。 強面の同僚とバリキャリウーマン(夢見る夢子さんでちょっと痛い)が恋に落ちる話。 なかなか王道を抑えてる。バリキャリの主人公の友達はグラマラス系で恋に積極的な姉御肌だし、強面でみんなに恐れられてる同僚にはお節介…

植物図鑑 有川浩

ずうっと読もうと思ってて読めてなかった本。 ほっこり幸せな気持ちになれた。 イツキにきゅん。気持ちがわかりすぎて。嫉妬ごころとか、きゅんポイントとか。 有川浩さんってひろしじゃなくてひろさんで、女の人だってこと今更知ったんだけど、これは女の人…

ひきこもりの弟だった 葦舟ナツ

ひきこもりの兄を持った主人公のお話。20代のサラリーマンの今の生活から昔を振り返る形でストーリーはすすむ。 主人公のように怠惰な人間にものすごくいらいらしてしまう時期が私にもあった。今も、運が悪いと自分で本気で思っている人間を信用しないきらい…

レインツリーの国 有川浩

なんの予備知識もなく読み始めたから、あれ、そういうこと?と見事に主人公の男の子とともに腑に落ちる展開で中盤あっと驚く。 携帯小説ぽい設定だな?と思いつつ、最初は読み進めてたから、その展開があってよかった。 後半は純粋な恋愛小説。 主人公の伸の…

ジャンプ展vol.1 森美術館

テレ朝の夏祭りもやってて、 六本木ビルズにいる世代が若かった。 ジャンプ展はvol.1で、〜1980年代のものまでをやっていた。 結構ビックタイトルのも多くて、ものすごーくジャンプファンって感じじゃないわたしでも親しみやすかった(。・_・。) 北斗の拳とかキ…

夜の底は柔らかな幻 上下 恩田陸

カバーが綺麗。 主人公が途鎖国に入る列車で周囲の状況を伺っているところから物語がスタートする。 解説が特になく状況がわからないまま緊迫した雰囲気のまま進んで行く。 読んでいくと主人公が超能力的な力が使えるかつそれを隠していることがわかる。 途…

深い川 遠藤周作

遠藤周作は、海と毒薬と沈黙以来。 ディープリバー。 会社の先輩がこれまでの人生で一番気に入ってる本ということでおすすめしてくれたゆえに読んだ。 作りとしてはオムニバスっぽい感じ。一応続いてるけど。 最初、妻に旅立たれてはやく帰ってこいよってい…

思いわずらうことなく愉しく生きよ 江國香織

やっぱし江國香織すきだー。 エッセイみたいな題名だけど小説。通勤電車で読んでると病んでるOLみたいに思われそうな題名。笑 題名の家訓を持つ三姉妹のお話。 麻子と治子と育子。 みんなそれぞれキャラクターが異なっていて楽しい。 自身も三姉妹だからって…

初恋温泉 吉田修一

温泉にまつわる短編集。 まず表題の初恋温泉。 自分が一番幸福な時間を見せたい相手にその時言ってもらいたいことってなんだろう。 重田が彩子を好きっていうか、、と言ったことに続けて話したこの表現が心に残った。 頑張ったね、とかはしっくりこないって…

静かな爆弾 吉田修一

耳が聴こえない響子と出会ったテレビマンの俊平の話。 障害を乗り越えて恋に落ちるありがちな感じかと思ったら、そういう訳でもなかった。よかった。 優しい人がすきっていう前提が自分の中で当たり前のようにあるんだけど、優しいってどういうことなんだろ…

日曜日たち 吉田修一

日曜日たち。 題名がわたしの状況にびったり。一応つながりのある短編集。 一つづつ感想。 *日曜日のエレベーター 池袋で一人暮らしを始めた男の人が出てきて、知人が頭によぎる。 恋人とか友達の定義ってなんだろうね。 男女で仲良くて、でもきすとかしち…

その女、アレックス ピエールルメートル

一晩で一気読み。ニヒルな刑事に笑った。残虐な表現が多くて、苦手な人は苦手かもしれない。ねずみのとこ無理すぎた。最初はアレックスに同情する気持ちで読んでいたけど、途中からあれ?っとなり、最後は結局またアレックスの味方的視点に。やりすぎだとは…

オン・ハッピネス 田中康夫

二人の少女。対照的な二人。産まれ、育ちは単なる要素でしかない。その時どう行動するかが全て。展開はありきたりだけど、面白かった。社会人生活始まってしまった!無理はしたくないけど、その時できることを堅実にやっていこう。

秘密のスイーツ 林真理子

とってもよかった。林真理子の作品が苦手な人にも。理沙はほんとうに自己中心的な小学生。だったんだけど、戦時中でチョコも食べられない雪子との関わりの中で、優しさを身につけていく。いつもばくばく食べていたチョコも、雪子にとってはとても嬉しくて大…

満ちたりぬ月 林真理子

高校生で、林真理子の作品を初めて読んだ時は全然惹かれなかったのに。いつの間に好きになってる。これこそだなあ。働く女と家庭にいる女。どっちも自分が選んだ道なのに、無い物ねだり。かと言って、羨ましいものを手に入れようとするでもなく、ずっとその…

何者 朝井リョウ

よく後味悪いと言われているけど、そうでもないじゃんって思いながら読んでいたけど、やっぱり苦々しかった。朝井リョウには時代感がある。SNSでの頑張ってるアピール、他人と違う自分アピールをする者、裏垢に好き勝手書く者、それをメールアドレスの検索で…

こうばしい日々 江國香織

カフェにあったからまったりと。こうばしい日々と綿菓子の二本立て。こうばしい日々は、ダイと自分の友達を重ねた。無垢であたまがよくて可愛い子供。この子はよく小説を読んでいて頭に浮かぶ子だ。綿菓子のおばあちゃんの台詞が心に染みる。誰かをほんとに…

真昼なのに昏い部屋 江國香織

わたしは転落したのかしら。でも、どこから?帯の言説。美弥子さんは決して転落などしていないと思う。ジョーンズさんと出逢ったことで新しい自分に気付けた。活力が湧いた。いいことばっかり。不倫はいけないこと?確かに自分のパートナーは傷つく。じゃあ…

high life high style 田中康夫

田中康夫にはまって、図書館で検索しては機密図書部屋から持ってきてもらう日々。ふるーいのに、まだなんか新しい部分はあって面白い。イタリアンの気軽さとフレンチの敷居の高さの違いの話とか。カードに関しても。すごい自慢げに話すから嫌われられがちだ…

世界の美しいボタン

うきうき。うきうき。図書館で、卒論の参考図書探してたら見つけちゃったー。自分が想像してたボタンより、世界のボタンは幅広くあるんだなあ。いろんなボタンつかっていろんなもの作りたい。ボタン自体もつくりたい。あー。早く卒論やろ。

ドミノ 恩田陸

恩田陸、すき。なのに、なぜか読んでなかった作品。たぶん、江國香織とか吉本ばななとかふあっとしたのにはまってたがゆえだと思われる。恩田陸は作品によって雰囲気が全然違う。だから、一つ読んで苦手だったとしても他のも読んで欲しいと思う(←誰)。わた…

グラスホッパー

伊坂幸太郎の原作は既読。昨日(公開日)に観に行ったら女の子がたくさんいて、ポスターの前で写真とか撮ってて何事?!と思った。生田斗真と山田涼介が出演してるからだと周囲の女の子たちの会話からわかった。有楽町で観たから、初回の前に試写会してたみ…

なんとなく、クリスタル 田中康夫

遡る形で読んだ。33年後のなんとなく、クリスタルの方で言及した素敵な空気感っていうのは、クリスタルなアトモスフィアだったのだなあ。由利と淳一の関係性にとても共感した。同棲ではなく、共棲であると思えばわたしにもできそう。そういえばこの間、KOSE…