杉原千畝
この方を元々知っていたわけではなかった。
せっかくだし予備知識なしで映画を観た。
映画としては中盤から後半がよかった。
前半は少し普通の会話でも説明口調の会話が多くて、設定を観る側に伝えようと必死な気がした。それで、前半はあまり入り込めなかった。
中盤から後半。
ユダヤ人たちの過去の件、ビザ発行のところは泣けた。
なんとなくすぐにビザ発行してしまったわけではなく、どうしたらよいのか千畝自身も葛藤して出した答えが、ビザ発行だったところがよかった。
その発行に至るまでの過程が丁寧に描かれていた。
それを後押しないしは許可した家族もきっと素敵な人だったんだろうな。
戦争中の外交官の作品はあまり観たことがなかったから新鮮だった。