2017-06-29 深い川 遠藤周作 ひとりごと 本 遠藤周作は、海と毒薬と沈黙以来。 ディープリバー。 会社の先輩がこれまでの人生で一番気に入ってる本ということでおすすめしてくれたゆえに読んだ。 作りとしてはオムニバスっぽい感じ。一応続いてるけど。 最初、妻に旅立たれてはやく帰ってこいよっていうくだりで泣けた。 そしてモイラの、神を玉ねぎと言い換える会話。本当に面白い。 深い話し合いなのに一気にそれが中和される。 インドに旅立った時点から感じてたけど、私にはまだこれを理解するだけの器がない気がした。