ムーンライト
ララランドを蹴落としてアカデミー賞を受賞したムーンライトがどんなもんだいということで早々観てきました。(←ララランドが好きすぎる人)
観終わった直後は、母親を壊した麻薬を今度は自分が売るようになってるという部分への虚しさがつのった。
あとは微妙な違和感。
単館の映画館でやっていそうな映画という印象で。
これがアカデミー賞なんだ、という驚きというか、なんか複雑な気持ちになった!
幼少期のシャロンは本当に可愛い。
進学したての頃は、よく自殺しないなと思ってしまいかねないほど、所属するどの環境もひどい。
観る前の印象では、同性愛ってところが結構取り糺されてたけど、あんましそこは大きい問題でないように感じた。
恋って要素に動かされてるってイメージがあんまし私の中で腑に落ちなかったというか。
心の拠り所?自分の中で守りたい部分としてケビンが存在してるって認識する方が腑に落ちる。
捕まったあと、鍛えて金歯したり高い車乗ったりするようになって、ある意味別人みたいになったけど、
本質的には何にも変わってないんだなあって最後のシーンを観ていて思った。
ケヴィンの腕に抱かれてる姿に、食べる時しか口が動かないシャロンの面影を見た。
マイインターン
わくわくほっこりな感じ。
トルコ行くときのターキッシュエアラインの機内でみた。
70歳超えのおじいちゃんが生きがいのために今時の会社で若い社長の元インターンをする話。
最初は何にも任されなくてまごつくんだけど、自分にできることを探してどんどん居場所を見つけていく。
転職する前不安だったからこのおじいちゃんの前向きさが心にしみた。
上司たちのプライベートの悩みにも応える。
これが年の功ってやつなんだなあ。
だけど偉そうにしたりしないし、変なプライドもないこのおじいちゃん、ニュートラル。
こんな風に歳をとっていけたらなあって思った。
最後の決断に対する発言もほんとうに良かった。
こんだけ信頼関係が築けてる人に、後押しされるような一言をエピソードと共に伝えられたら嬉しいだろうなあ。
強いけど感情的で脆い部分もおい主人公だけど、パワフルに前に進んでいけるのは本人が頑張ってるからなんだよな。
それを認められて嬉しかっただろうなあって思った。
カーリエ博物館
街中からはちょっと離れたところにある。
ここもミュージアムパスで入れる。
漆喰で覆われて改修された経歴から、モザイク画もフレスコ画もものすごくいい状態で残っていた。
狭いけど密度が濃く、1つ1つに感動。
ちょっと遠いけど行って良かった。
また、ここのすぐ横にあるアシターネという、宮廷料理のレストランにも足を運んだ。
予約して行ったけど、ランチは結構空いていた。(メニューは変わらない模様)
ロゴがチューリップで可愛い。
まず、アーモンドのスープ。もったりしたスープだけど、味自体は優しくて、一番好きだった。
前菜4種盛り。ディップで、少し味が濃かった。左のはチーズ。右3つはスパイスの味がして、やや甘みもあり少し苦手だった。
メインは羊のメロン詰。お勧めとのことで。
羊肉好きだから好きだった。ただこの周りの部分がものすごくお腹にたまる。半分くらいしか食べれなかった。
デザート3種盛り。左のが一番好きだった。ココナッツかな?食感は全部柚餅子みたいな感じだった。
リラ安の影響もあるけど、このコースにトルコチャイ頼んで、帰りにお土産のジャムももらって4000円弱だったらお得だと思った。
いつもと違う体験ができて面白かった。