沈黙
遠藤周作原作の映画。
中学生の時、習った時には 踏み絵ってどうして踏めないんだろって思ってた。
ちょっと踏むだけでみんな救われるんだよ?って。
宗教について全然理解してなかったからなんだ。
学生時代、カナダに短期留学してた時に、カフェである有名なキリスト教団体の人たちに「日本人?神様って信じてる?」って話しかけられて、
英語の勉強にもなるし、宗教ってどんなだろって思って少しお話しさせてもらったのを思い出した。
「信じてないです。神様を信じるってどんな感じですか。」って聞いたら、聖書に沿って細かく説明してくれた。
あと、「無理して信じなくてもいいんだよ」ってこちらの考えも認めてくれてとても感じのいい人たちだったのを覚えている。
自分たちは信じる。それで、他に共感する人がいたら入信してください、でいい。
他の人の価値観を無理に曲げる必要はないのに。人に迷惑かけなければ。
だから、わさわざキリスト教の布教を妨げた当時のやり方は気にくわない。
だけど、沈黙の中で、周囲の人を助けるために転んだ主人公は個人としては間違ってないとおもった。
山本五十六を観た時にも思ったけど、自分の信念を曲げて守りたいものを守る人にわたしは弱い。
日曜日たち 吉田修一
日曜日たち。
題名がわたしの状況にびったり。一応つながりのある短編集。
一つづつ感想。
*日曜日のエレベーター
池袋で一人暮らしを始めた男の人が出てきて、知人が頭によぎる。
恋人とか友達の定義ってなんだろうね。
男女で仲良くて、でもきすとかしちゃったら友達じゃなくなる、、?でも恋人じゃないし。
ただ、友達とは呼びづらくなるなあ。
なんか、大学生みたい。大学時代そういうことなかったからわかんないけど。笑
*日曜日の被害者
これもエレベーターと同様、少し薄暗い話。
軽さが違う友達同士って付き合いづらくなるよね。
話題としてだけにとどめて、実際の男関係を女子会に持ち込まなきゃいいんだけどね。無理だよね。
*日曜日の新郎たち
好き。
男女関係とか友人関係より、親子関係にほっこりくる。
*日曜日の運勢
田端みたいな男の子いいなあ。
冷めてるようであついというか、ひとつのことにかかられるとこ。
熱中しちゃうと優先順位のいちばんになっちゃうんだろうな。憧れる。
*日曜日たち
ずーっと短編を通して出てきてた兄弟の結末が見える。
とてもよい。
悪いことばっかりじゃなかったって思えたのは、結局自分の行動のおかげなんだよな。
自分がどうするかが大事。
理想と現実の間でできるとこまでやってみようと思った。
手びねりで作った花瓶
お花飾ると気分があがる。
玄関の照明が暗いことでいい感じにアンティークぽさ出てる笑
昨日の気候がすきすぎて気分しあわせ。
春の匂いがした。
人生で一番困ってるはずの時期なのに。単純。