ひきこもりの弟だった 葦舟ナツ
ひきこもりの兄を持った主人公のお話。20代のサラリーマンの今の生活から昔を振り返る形でストーリーはすすむ。
主人公のように怠惰な人間にものすごくいらいらしてしまう時期が私にもあった。今も、運が悪いと自分で本気で思っている人間を信用しないきらいがある。
そんなこと言わないし、そういう人を助けたりもするからなんだかんだ優しく見られることも多いけど。期待値が低いだけなんだよ、と教えてあげたい衝動に駆られることがあったのは事実。
そんな嫌な感情を思い出して、読んでた途中でものすごく苦々しい気持ちになった。でも、最近はそういう感情を持っていない。人に厳しくしても何の意味もないことを知った。
主人公の妻となった千草にも共感するポイントが多かったけど、同じく乗り越えられたように思う。千草ほど思いつめてなかったけど。
帯に、この本を読んで何も感じなかったとしたら、それはある意味で、とても幸せなことだと思う的なことが書いてあったのが、まさにその通りだと思った。久しぶりに色々考えさせられる本が読めてよかった。
マスク
とても有名なのになんとなく観たいと思うことがなくて観てなかったお話。
緑色のマスクをつけると人格が変わってしまう主人公。自分の欲に忠実になるらしい。とっても凶暴なエンターテイナーに変わる。おもわず笑っちゃう。
キャメロンディアス可愛すぎるの巻だったー!
終始きゅんやわ。
自分だったらマスクでどうなるんだろ。笑
怠け者になっちゃうかな…もしくは海外旅行行きまくるとか。お金ないけど。最近、学生のうちに夜職のバイトして観たかったなぁなんて思う。華やかだし。お金貯まりそうだし!
フルタイムの仕事で生活残業とかするのは倫理的にも抵抗あるし疲れちゃうし、バイトってシフトと選ぶバイト次第で自分でお給料決められるとこよかったなあ。
現実逃避したとこで、目の前のお仕事がんばろー◎