尾形光琳の燕子花図 根津美術館
なんども通りかかったり、雑誌でみたり、話題にも上ったりしつつしてたのに、中に入ったことのなかった根津美術館に行ってみた。
今回展示の燕子花図屏風なら、日本史でも習ったし、見た目的にも綺麗そうだからという単純な理由で足を運んだ。あとは、根津美術館のお庭のお茶室でお抹茶がいただきたい気分だったから。
展示はコンパクトだけど、解説が充実していてわかりやすかった。きれい。
思ったより青の絵の具が素朴で、金色屏風の派手さみたいなものを抑えてる気がした。
他にも知らなかった作品をたくさん観ることができて楽しかった。街の様子が詳細に描かれた屏風とかは山口晃思い出した。山口晃の方が、温故知新なはずなんだけどね。笑
そしてお庭!今度は燕子花の時期にきたいなあ〜。
お茶室は、お抹茶美味しかったけど、入れ替わり立ち替わり即席って感じで、ちょっと1000円は高いかなあという印象だった。ただ、お作法にとらわれすぎなくても良い雰囲気だから、お抹茶出るの待ってお菓子と写真撮ったりしても良さそうでなフランクな印象だった。
お菓子は、こちらも赤坂のお店で作られたカキツバタというものだそうで、立方体型で薄紫と薄緑のスポンジが二層になっているようなものだった。色味が綺麗だったけど、見た目からなりきりかと思ってしまったから、ふわふわしててびっくりした。
よき春の休日になった。
ジョーカーゲーム 柳広司
以前、パラダイスロストを読んで面白かったからシリーズ最初のジョーカーゲームも読んでみた。
実はアニメも観ていたけど、場面の展開とか構成とか結構原作に忠実に作られている印象だった。ただ、割と流し観だったから、読んでみてあーこういうことだったのかと新たにわかる部分も多かった。
ちはやふる 上の句 下の句 結び
来週金曜ロードショーで結びやるってわかってるのに待ちきれず全部DVD借りてきて観てしまった。
漫画がだいすきて、読みながらなんども涙ぐんだ。上の句を観はじめたとき、広瀬すずちゃんと野村周平くん、原作とイメージと違うなあなんて思ったんだけど、途中からは入り込めてこれはこれでありだなあと思った。
真剣佑は新とか地味っぽい男の子の役も似合うんだなあというのに驚いた。賀来賢人くんもめちゃ似合う。松岡茉優ちゃんもはまり役。
さいきん何もかもやる気が起きなくて、つらいなあなんて気持ちでいっぱいで。病んでる時の方がコンテンツは心にしみるなあ。
ここに出て来る人たちは頑張って頑張ってその先を見て苦しくて頑張ってて本当に強いなあと思った。
頑張った記憶はあるけど今どうしたらいいかわからない自分をかえりみさせられた。かといって、限界はきてないから環境を変えようとはしないんだけどね。限界が来たとき、逃げる癖があるけど。
ちはやふる二巻で一緒にいても楽しくないのが恋って書いてあってものすごくそう思った。もうやだ。すぐ執着に戻っちゃったな、なんて思ってた時期もあった。
他に大事なこととか悩みとかがないからこんなに最近悩むのかも。本当に放り出したい。疲れた。
何がしたいのかわからなくて時間だけが過ぎて困ったな。